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ウォーレン・バフェットが語る最強の投資は自己投資。複利で1年後に37倍!?

こんにちは、シュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、ウォーレン・バフェットから学ぶ「最強の投資」がテーマです。

 

ウォーレン・バフェットと言えば投資の神様として有名で、2018年のフォーブス世界長者番付でも世界3位(約9兆円)の資産を保有しています。

その彼が述べる最強の投資とは何かについて取り上げます。

 

また、最強の投資における投資先について、京セラ・KDDI(au)創始者であり、経営破綻したJALをV字回復させたことでも有名な稲盛和夫氏の言葉を踏まえながら考えていきます。




バフェットの言う最強の投資とは?

最強の投資は自己投資だbyバフェット

最終的にその他のどのような投資にも勝る投資は、自分自身への投資だ

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットはこのように述べています。

 

これを見て、具体的な投資案件の話でなくてガッカリしたとか、つまらない話だと思ったのであれば、残念ながらその考え方を変えていかないと株などの投資でも勝つことは出来ませんし、また、人生における夢を叶えることも出来ないでしょう。

 

それくらいに重要な考え方です。

 

自己投資は常に積み上がり続ける

バフェットはさらに以下のように言っています。

能力をつけることによってあなたが10%、20%、あるいは30%高めた潜在力は、課税されてなくなることも、インフレによって失われることもない。

生きている限り、持ち続けることができる

 

どんな投資案件であっても価格は上がったり下がったりします。

 

なお、本物の投資家というのは、徹底的にその案件を分析した上で、長期的に必ず勝つと確信したものに投資をします。

そして、短期的な価格の上下に惑わされず保有を続け、最終的に大きな富を築いています。

(例えばバフェットは、アメリカン・エキスプレス、ウォルト・ディズニー、ワシントン・ポストといった株で大きな利益を得ましたが、なんとそれぞれ50年近くも保有し続けたという超・長期的な思考の持ち主です)

 

一方で、自己投資の場合は「下がる」ということがありません。

昨日より今日、今日より明日というように、自己投資をして自分を磨けば確実に少しずつ成長をしていくことができます。

 

しかも強烈なのが複利で積み重なっていくということです。

 

例えば、国語の点数を上げたくて国語のみ勉強を頑張ったという子どもがいた場合、国語以外の点数が全く上がらないかと言えばもちろんそんなことはなく、読解力の向上や勉強のやり方のコツを掴むことに伴い、確実に他の教科の点数が底上げされます。

つまり、単なる足し算ではなく、他の分野にも影響を与えながら掛け算で成長をしていくことが出来るということです。

 

「複利は人類最大の発明である」と言ったのはアインシュタインですが、

毎日の自分の成長を数字で表すのは難しいにしても、仮に毎日0.01ずつ複利で成長をしていると仮定した場合、1年で約38倍、5年で約7700万倍(!)になります。

 

自己投資というのはそれほどの価値を秘めています。

このような投資案件は世界中のどこにもありません。




超大物FXトレーダーたちは皆自己投資をしている

僕自身、FXにはあまり向いていないと思うので、将来にわたって本気でやるつもりはないのですが、FXや先物などのトレードで本当に稼いでいる人たちはどういった思考体系をしているのかというのが気になり、twitterなどで本人の声を聞いたり、セミナーの動画を見たりして数名のトレーダーを観察してきました。

(あえて具体名は挙げませんが、年に数億とか稼いでいるようなレベルの人たちです)

 

共通しているのは、全員しっかりと自己投資をしてきた結果として成功を築いているということです。

 

なお、投資塾・セミナーや本で学んだというよりも(本を読んでいても入門書程度だったりする)、実際のトレードで大損もしながら、そのトレードの反省点等を緻密に分析・研究し(しかもその分析や研究に費やす時間は半端ではない)、自分なりの手法を築いて現在のレベルまで達したという人が圧倒的に多いですね。

 

身銭を切り、自分の時間を大きく割いているというのは、まさに自己投資であると言えます。

 

逆に、そういった人たちのトレードに乗っかって勝とうとする人たちもたくさんいますが、その場合は全く自分自身への積み上げが無いですし、どうしても場面場面に応じて必要となる臨機応変の対応にタイムラグが出ざるを得ないということもあり、長期目線で大きく勝っていくことは難しいでしょう。

 

身銭を切り、膨大な時間をかけるという自己投資によって、自分の頭を鍛え抜いた人たちだけが最後に勝つというのは、どこの世界でも変わらない真実なのだろうと思います。

(最強の投資が自己投資であると同時に、自己投資なくしては成功はできないと言っていいと思います)




稲盛和夫氏に学ぶ自己投資の仕方

「考え方」を磨くことを優先する

ここからは、メリットが高い自己投資のやり方は何かという点について考えていきたいと思います。

 

京セラとKDDIの創始者である稲盛和夫氏は、人生成功の方程式という考え方を提唱しています。

「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」

というものです。

 

ここで重要なのは、熱意と能力は0から100までと言っているのに対して、考え方はマイナス100から100までと言っているということです。

 

つまり、どんなに熱意と能力があっても、考え方が大きくズレていれば、トータルはマイナスになってしまうということです。

 

これをヒントにすれば、最初に自己投資をすべきところは「考え方」に関するものであると言えます。

 

考え方というと、例えば投資術・プレゼン術・資料作成術といったものに比べて速効性が低いように思われるため、ピンと来ない方も多いかもしれませんが、考え方を抜きにいくら技術的な知識を高めても、その結果は稲盛氏の言うように下手をすればマイナスになってしまうということになります。

 

さらに、成功者の考え方には特徴があり、それは一般的な考え方とは異なるため、自ら意識をしないと身につけられないというところがあります。

 

一例をあげると、

  • 成功のためには、どんどんと環境・人間関係を変えていく
  • 即断・即決・即行動
  • 未来志向(原因を過去ではなく、未来に求める→「失敗している原因は過去にああいうことをしたからだ」ではなく「未来に辿り着くために今の失敗がある、だから今何をするのが最善か」と考える)
  • 感謝に目を向ける(不足や批判ではなく、状況に感謝をした上でそこから何が学べるのかという視点を持っている)
  • 自己責任(失敗を誰のせいにもしない)

などです。

 

仮にこれらと全て逆の特性を持っているというのであれば、自力でひたすら頑張っても100%成功しません。(稲盛氏の式でいけば、いくら能力や情熱があっても合計値のマイナスが大きくなるだけです)

 

結局のところ、行動や習慣、そして結果というのは考え方の延長線上にあるものです。

まずは考え方を最優先で磨いていくのが成功への近道であると言えるでしょう。

 

どのように「考え方」を磨くのか

先ほど成功者の考え方の事例として挙げた中で最も重要なのは、

  • 成功のために、どんどんと環境・人間関係を変えていく

というものです。

 

古今東西の成功者で、これを無しに成功した人は皆無です。

厳しいようですが、職場も住む場所も何も変えず、休日は家にこもってずっと独学で勉強して成功しますというのは無理があります。

(1年とかの短期視点では成功する可能性がありますが、10年スパンといった長期の成功というのはまず無理です)

 

もし自己投資により考え方を磨きたいというのであれば、環境を変えて人間関係を変える、

具体的には、自分の成し遂げたい結果を出している人と過ごす時間を増やすということです。

 

それはお金を払ってコンサルティングなどを申し込んでやる方法もあるでしょうし、この人みたいになりたいという職場の先輩のカバン持ちを志願して四六時中くっついて学ぶという方法もあるかもしれません。

(ただ、お金を払ったほうが、身につけなければ勿体無いという「感情」が働くため、脳科学的に見ても記憶の定着に非常に効果的ではあります)

 

また、今回のテーマでもある「投資」について言えば、まさに圧倒的に成功している投資家のグループと何とかして接点を持つということです。

単にその人たちの投資案件を知ることができるだけでなく(もちろんそのメリットもありますが)、投資成功のための考え方を身につけ、将来は自力で大きな成功を収める投資家になることができるでしょう。

 

このようにして、成功者と長い時間接することにより、ある意味自分を洗脳していくことで、成功者の考え方に近づいていくことができます。

 

考え方さえ身につければ、あとは淡々と行動をしていくだけですので、もちろん労力はかかりますが、理想像と真逆の結果になるということはあり得ません。

長期目線で続けていきさえすれば必ず成功できるということになります。

 

やはり速効性が無い話なので刺激的ではないかもしれませんが、投資の神様であるバフェットが長期投資で大きな富を稼いできた通り、成功に圧倒的な近道というのは無いということです。(とは言え、環境を変えないで自力でやり続けた人とは歴然とした差が出ます)

 

短期の成功というものは短期で失われます。

これは投資商品の価格変動も同じことが言えるのですが、ほとんど宇宙の摂理のような一面があります。

 

まとめ

  • 最強の投資は自己投資
  • どんな投資家も自己投資無しで成功している人はいない(身銭も切らず、痛みもなく、絶対に勝つというのはあり得ない)
  • 最も効果的な自己投資として、自分の「考え方」を変えるために投資するというものがある
  • 成功者は共通の考え方を持っているため、そこを抜きに技術等のみを身につけても長期の成功は難しい
  • 成功者の「考え方」を身につける方法は、既に自分のなりたい結果を成し遂げる人たちと時間を過ごす(コンサルティングを受ける、動画で学ぶ、グループの輪に入って多くの時間を過ごすなど)こと
  • そのためにお金を払って投資するというのが最も効果的に成功者の「考え方」を身につけるコツであり、すなわち成功へのコツでもある

 

ちなみにですが、本物の本物になると、稲盛氏の言う「能力」の部分が効いてくる部分は大きいです。

例えばバフェットの自伝である「スノーボール」を読むと、彼が投資家になるべくしてなったということが分かりますし、それはイチロー選手や羽生棋士なども同様でしょう。

 

その点は最後の最後にはどうにもならない部分がありますが、一方で考え方の部分は誰もが同様に身につけることの出来る力でもあります。

こうした本質の部分に目を向けていくことが、長期で成功をする上では大きなカギになってきます。

 

以上、今回の記事が、自己投資に関して考える上で、少しでも皆様の気づきとなれば幸いです。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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