公務員試験の面接対策

【公務員試験】面接対策だけを予備校で受けることはできない【超注意】

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、公務員予備校における面接対策について解説します。

予備校の面接対策ってどんな感じ?

面接対策だけを予備校で受けることってできないの?

こういった疑問に答えます。

 

本記事の内容

  • 公務員予備校ごとの対策内容
  • 【注意】面接対策だけを予備校で受けることはできない!
  • 予備校で面接対策をすると有利?【面接の重要性と予備校の優位性】

なお僕自身は予備校(LEC)に通って模擬面接を何度も受けたことで県庁に2位で合格しています。(面接2回の得点率は約80%)

この辺りが記事の信頼性の担保になるかなと思います。




面接対策だけを予備校で受けることはできない!

大手予備校の面接対策内容

まず、大手予備校の面接対策内容をざっくり示すと以下の通りです。

LEC:模擬面接・集団討論無制限、校舎に遠い場合はWebで模擬面接できる仕組みもあり。座学講義3回。ちなみに僕はLEC生でした。

公務員【資格の大原】:模擬面接無制限。プレゼンテーション指導・集団討論練習会あり。座学講義2回。

TAC:模擬面接・集団討論無制限。座学講義2回。

大栄:面接・論文試験をトータルでフォロー→個別カウンセリング5回(自己分析・エントリーシート添削、論文添削、模擬面接)、集合セミナー6回(集団面接・集団討論・論文添削)、座学講義6回。

クレアール:模擬面接無制限だが、水道橋校に限定。希望者への電話質疑の仕組みあり。座学講義18回(別途エントリーシート添削もあり)。

※模擬面接はどのコースも基本同じ。座学講義の回数は、地方上級・国家一般コースの回数を掲載した。

 

面接対策で肝になるのは座学ではなく、実践練習です。

そのため、多くの予備校が模擬面接を重視しています。

 

コース生でなければ模擬面接を受けられないところがほとんど

面接対策だけを予備校でやりたいと思っている方もいるかもしれませんが、基本的にそれは「できない」と考えておきましょう。

 

コース生(筆記・面接対策トータルで学ぶ方)でない場合は、受けられる面接対策が制限されるケースがほとんどです。

 

具体的には、

LECTAC大栄クレアールの場合、コース生(筆記・面接対策トータルで学ぶコース)でなければ模擬面接・模擬討論を受けることはできません

LECとクレアールの場合、面接対策の座学講義は単科講座として受講できます。

またLECに問い合わせたところ、関西の校舎によっては単科講座として模擬面接を対応するところもあるとのこと(校舎に要問い合わせ)。

 

公務員【資格の大原】の場合だと、「オンライン個別面接」という単科講座があり、スカイプで面接指導を受けられます。(費用は10万円)

しかし、リアルの場で模擬面接を受けることはできません。

 

以上の通り、模擬面接を受けられるのは大原くらい(しかもWebのみ)で、他は受けれても座学のみという感じになります。

 

つまり、公務員試験の面接対策を予備校でやりたいのであれば、筆記対策の段階から通うのが基本路線になります。

 

面接対策自体は1次に受かってからで十分間に合いますが(僕はこの対応で全然余裕でした)、予備校に行くのは1次を突破してからでは間に合わないという点は勉強を開始する前にぜひ押さえておきましょう。

 

予備校で面接対策をすると有利?

模擬面接が合格の肝

予備校で面接対策をやることはそんなに有利かと聞かれれば、

はい、非常に有利です。というのが僕の答えになります。

 

面接対策の肝は実践練習です。

つまり模擬面接を何度繰り返したかがモノを言います。

 

公務員試験のプロである講師陣と模擬面接をおこなって内容を指導してもらう

→軌道修正をおこなって再度模擬面接にチャレンジ

このサイクルを繰り返せば確実に面接は上手くなります。

 

僕も予備校で5〜6回模擬面接を受けましたが、場慣れの意味でも、話す内容のブラッシュアップの意味でもめちゃくちゃプラスになったことは言うまでもありません。

シュン
シュン
ちなみに僕は2回の面接で計80%の得点を取って県庁に受かってますが、対策したのは1次合格後であり、県庁以外の面接は民間も含め一切受けてません。そのため予備校の効果は非常に大きかったと断言できます。

 

筆記と同等かそれ以上に面接対策は重要

以下の記事でも詳しく解説していますが、特に地方公務員において面接はめちゃくちゃ重要です。

 

1次を突破しても、そこから最終合格までの倍率が2倍以上(つまり2人に1人以上落ちる)ケースはザラです。

 

しかも筆記に比べて面接を大幅に高い配点としている自治体が多く(僕が受けた県庁では2.5倍程度の配点)、ところによってはリセット方式といって1次の得点が完全に無視されたりします。

ちなみに国家公務員試験の場合は配点的にも筆記重視の側面が強いです。ただ、試験合格後に官庁訪問をしなければならないので結局面接は重要ですが。

 

つまり、合否は面接次第ということです。

どうしても筆記対策に目が行きがちですが、公務員試験において面接は筆記と同じくらいにめちゃくちゃ重要だということはしっかり押さえておきましょう。

 

そして、だからこそ予備校というプロフェッショナル集団の元で対策をすることで優位性を作ることができます。

(面接は筆記のように成果が見えづらいですが、正しいやり方を教えてくれる指導者の元できちんと練習すれば確実に上達していきます)

 

まとめ

  • 公務員試験の面接対策だけを予備校で受けたいとしても、模擬面接の対応をしてくれるところはほとんどない
  • つまり、コース生として筆記対策も含めてトータルで申し込む必要がある
  • 公務員試験において面接の重要性は非常に高く、他の受験生から優位性を作るために予備校に通うのがおすすめ

以上です。

 

もちろん予備校以外にも面接対策はあります。

例えば、民間の併願やジョブカフェや就職課などの利用です。

 

民間は実践ですから大きな経験値になりますし、ジョブカフェや就職課では模擬面接の対応をしてもらえます。

そのため、こうしたところを使って独学で合格する方もいます。

 

ただ、予備校の場合はやはり「公務員試験」に特化しているということが大きいです。

試験対策のプロとして的確な質問内容やアドバイスをしてもらえるというのが大きな強みですね。

なお、ジョブカフェで面接対策をした独学の合格者さんにお話を伺ったところ、ジョブカフェは担当による当たり外れが大きいということを言っていました。また、公務員試験の専門家ではないというのはやはり弱みと感じた(模擬面接の質問内容など)ということでした。これは大学の就職課なども同じですね。

 

より確実な合格を掴みたいというのであれば、予備校を前向きに検討しましょう。

 

まずは無料パンフを請求し、各校の面接対策を見てみることをおすすめします。

LEC:模擬面接・集団討論無制限、校舎に遠い場合はWebで模擬面接できる仕組みもあり。座学講義3回。ちなみに僕はLEC生でした。

公務員【資格の大原】:模擬面接無制限。プレゼンテーション指導・集団討論練習会あり。座学講義2回。

TAC:模擬面接・集団討論無制限。座学講義2回。

大栄:面接・論文試験をトータルでフォロー→個別カウンセリング5回(自己分析・エントリーシート添削、論文添削、模擬面接)、集合セミナー6回(集団面接・集団討論・論文添削)、座学講義6回。

クレアール:模擬面接無制限だが、水道橋校に限定。希望者への電話質疑の仕組みあり。座学講義18回(別途エントリーシート添削もあり)。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>当ブログの筆記対策と面接対策についてまとめた記事はこちらです。