こんにちは、元公務員のシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、僕が公私ともに圧倒的な成功をしている方(経済面については年収で億を超えるレベル)から学んだお金や成功法則に関する内容の第6回目です。(過去記事は以下リンクより)
今回は成功するための考え方の一つである「未来志向」をテーマに書いていきます。
将来を不安に感じることなく、目標とする未来に向かって今を生きていくための方法を学ぶことが出来ますので、興味がありましたらぜひご覧ください。
前回までの内容の簡単なおさらい
第2~4回においては「法則」というものを取り扱い、以下のようなお話をしてきました。
- 人が成功する要素として重要なのは「考え方(80%)、知識・技能(16%)、行動(4%)」
- この「考え方」に大きな影響を及ぼしているものとして「法則」がある
- 「法則」には、人生は環境や人間関係が全てであるという「縁起の法則」や「天秤の法則」「確率の法則」がある
そして第5回目からは「考え方」について解説をしています。
前回は、1つ目の考え方として、「良心に従う」=人の役に立つ仕事をするという王道を歩むことで、物心両面で幸せになることができるということを書きました。
今回は2つ目の考え方についてです。
【結論】未来志向で生きること
まず今回の結論から書きます。
どうすれば、自分が理想とする明るい未来に向かって、今を生きていくことができるのか?
その答えは、
時間は未来から流れているという考え方(=未来志向)を持って生きることです。
未来志向と過去志向
どっちの考え方も真実だが、人は過去志向で考えがち
人の時間に対する考え方として、未来志向と過去志向があります。
【未来志向】 未来から時間が流れてきて現在を通り、過去に流れていくという考え方(未来に原因を求める) |
【過去志向】 過去から時間が流れてきて現在を通り、未来に向かっていくという考え方(過去に原因を求める) |
少しイメージがしづらいかもしれませんので、具体例を挙げて説明します。
例えば、「志望する大学に合格することができた」というケースを考えてみます。
このケースにおける未来志向の方と過去志向の方の考え方はそれぞれ以下のようになります。
【未来志向】 この大学に入るという夢があったから合格できた(もしくは、ある企業に入って活躍する夢の通過点としてこの大学に合格できた) |
【過去志向】 高校3年間しっかりと勉強をしたから大学に合格できた |
基本的に人は過去志向で物事を捉えるケースが圧倒的に多いです。
しかし、成功をするための考え方としては「未来志向」を身につけることが重要になってきます。
未来志向が成功を勝ち取る
未来志向なら、過去に関係なく「チャンス」を掴み取ることができる
「チャンス」も「危険」も、過去には一切依存せずにやってくるものです。
イメージとしては、未来という川の上流から「チャンス」というボールと「危険」というボールが今いる自分のところに向かって流れてくるような感じです。
ポイントとしては、これらのボールはボールの都合で流れてくるものであって、その人が過去に失敗したとか、うまくやれなくて恥をかいたといったことには全く無関係だということです。
どちらのボールを拾うのかは全て自分で都度選択し、自由に選び取ることができます。
未来志向の考え方の持ち主の場合、意識が自分の描く最高の未来(夢や目標)に向いているため、その未来を実現するための当然のものとして、チャンスのボールを迷いなく拾うことができます。
しかし、過去志向の考え方の持ち主の場合、過去にこんな失敗をしたからとか、まだ努力が足りていないからとか、全てを過去と結びつけて物事を見てしまうため、未来から流れてくるチャンスをチャンスと認識できず、それらが全て後ろに流れて行ってしまうということになります。
そのため、成功に近づくためには「未来志向」の考え方を身につける必要だということになります。
今回の内容をご教示くださった先生曰く、その人が成功できるかどうかを簡単に見抜く方法があり、それは、過去の話がやけに長い人(誰のせいでこうなったとか、自分の過去はこうだったとか)はまず成功することはできないとのことです。
人生を成功に導きたいということであれば、過去にこだわる思考を変えていく必要があります。
率直に言えば、過去は過ぎ去ったものであって、絶対に変えることのできないものであり、そこに捉われるだけ時間の無駄だということです。
最も重要なのは今を生きること!
過去志向に未来志向をぶつけることで今を生きることが可能になる
ここまで未来志向の重要性について述べてきましたが、では未来ばかり考えていればいいかと言えばそういうわけではなく、結局のところは「現在」、つまり「今を生きる」ことが最も重要なことです。
ただ、人は圧倒的に過去志向(過去→現在→未来)で物事を考えることが多いため、そこに意識的に未来志向(未来→現在→未来)の考え方をぶつけていくことで、ちょうど真ん中の「現在」にスポットを当てて生きる、つまり今を生きることが可能になります。
どうして今を生きることが可能になるのか?
なぜ未来志向をぶつけると今を生きることが可能になるのかという例を挙げてみます。
例えば人と何かでかかわる場合、一期一会の精神で、今日この人とかかわるのは最後かもしれないと思って全力でその人と向き合うことが「今を生きる」ということになります。
「今日この人とかかわるのは最後かもしれない」と考えられるかは、未来志向と密接な関係があります。
以前、「縁起の法則」の話の中で、人は人間関係こそが全てということを書いたのですが、自分の想像する未来の夢や目標が高ければ高いほど、様々な段階で人間関係の卒業式を作り(期限を決めて、転職をするなり、引っ越すなりといったことで環境を変えていく)、かかわる人たちを変えていく必要があります。
→人間関係が10年後ほとんど変わっていなければ、自力で色々努力をしたとしても絶対に人生は変わりません。
未来志向で大きな夢を意識し、それを叶えるために行動すればするほど、人との別れは必然となります。
この点が腑に落ちていれば、今ある人間関係は期限の決まったもの、まさに一期一会のものであるということを強く認識でき、今を生きる、目の前の人に全力で接することが可能になります。
未来だけでもダメだし過去だけでもダメ
重要なのは目の前を全力で生きることです。
いくら未来志向が重要だと言っても、未来ばかり思い描いていてそのための行動を何もしていなければ、もちろんその未来が叶う日は来ません。
もちろん過去志向のまま、過去の失敗ばかり思い出して今回もうまくいかないと思っているようでは、永遠にチャンスのボールを掴むことができません。
ここを調和させて今を全力で生きることが重要です。
そこで、人は基本的に過去志向になりがちなので、調和のためにも未来志向という考え方が非常に重要なツールになってくるということです。
まとめ(お金持ちほど王道を大切にしている)
- 時間の流れを未来→現在→過去と捉えて未来に原因を求めるのが未来志向
- 時間の流れを過去→現在→未来と捉えて過去に原因を求めるのが過去志向
- 人は基本的に過去志向で考えがちだが、成功を掴むためには未来志向を意識していくことが重要
- 機会も危険も過去に関係なく平等にやってくるものであり、未来志向ならば自分の過去うまくいかなった経験や恥をかいた記憶などを無視して機会を掴み取れる
- 未来志向と過去志向をぶつけることで今を生きることが可能になる
以上です。
本文の中で、大学合格に関する考え方の例を挙げましたが、
大学合格直後に、将来あの企業に入って人の役に立つ予定だから、大学に受かるのはそのステップとして当然だと考えられる人は非常に少ないと思います。
勉強を頑張ったから受かったと考えるのが自然ですし、また、それは確かに真実でもあります。
しかし、後者の考え方(過去思考)はラクであり、多くの人が自然に身につけているものです。
一方で、前者の考え方(未来志向)は、努力し、意識することで身につけていく必要があります。
なんでもそうですが、ラクをして簡単に身につくものは、長期で見ると大した効果もないし役にも立ちません。
逆に、長期で身につけたものは、生涯を通して役に立つスキルになります。
将来大きな成功を成し遂げたい、でも、確かに過去の話とか失敗談とかを語るのが好きだなぁと思った方は、ぜひ今回のお話を腑に落とし、日々実践していただければ幸いです。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
>>次の記事(考え方その3=感謝)はこちらです。