こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、ふかわりょうさんとGacktさんがやり取りをしている動画をベースに記事を書いてみました。
受験勉強や仕事などで「なんでこんな意味のないことやらなきゃならないんだ・・・」と悩んでいる人の役に立つと思います。
本記事の内容
- ふかわりょう×Gacktの名言【役に立たないように思えるものは、本気を出すための練習】
- 明日から本気なんか出せない
- 僕も試験で本気を出す練習したので、ブログで成功できた
- 大人になって本気を出したいなら環境を変えるしかない
ふかわりょう×Gacktの名言【役に立たないように思えるものは、本気を出すための練習】
今回参照した動画は以下です。(わずか2分間なのでよろしければご覧ください)
二人のやり取りをざっくり書くとこんな感じです。
明日から本気なんて出せない
「俺は明日から本気出す」とか「まだ本気出してないだけ」というのはネタのように語られることが多いですが、まさにネタですね。
今まで本気を出したことがない人間が、いきなり明日から本気を出せるわけがありません。
もちろんその可能性は0ではないです。
例えば、親しい人の死とか、電撃の走るような人との出会いがあれば、今日から変わる可能性はあります。
しかしこれらはあくまで偶然要因に基づくものです。
今まで本気を出した経験もないのに、いきなり明日から本気出す、人生変えると宣言して自力で変われるほど人生甘くありません。
本気を出す練習をこなしておくべし
「いざ本気を出したい時に出せるように、受験を全力でやって本気を出す練習をしておこう」というのが今回のふかわさんの言葉です。
これは別に受験勉強でなくともいいわけですね。
要は、意味があるんだかないんだかよく分からなくても、やらねばどうしようもない目の前のことを本気でやり切る経験を積めということです。
やり切った事柄自体の意味よりも、「本気でやり切った経験と自信」が後々活きてきます。
僕も試験で本気を出す練習をしたので、ブログで成功できた
今回のふかわさんの話は僕も凄く共感できます。
僕は現在ブロガーとして生計を立てており、ブログ開始1年ちょっとで個人の公務員ブログではアクセス日本トップに立てたと思っています(月間PV94万)し、収入も県庁時代を超えています。
もちろんまだまだ上を目指していますが、とりあえずブロガーとしては一定の成功をおさめたと言っていいのでは思います。
ただし、公務員時代にブログ経験など一切ありませんでした。
公務員を辞めてからブログを始めましたし、そもそも辞める時にはブログをやろうなんて目論見すらありませんでした。
辞める時にあったのは、とにかく自由が欲しいという欲求と、どうせ本気出せばなんとかなるという根拠ない自信です。
この自信があったからこそ、先の見えない時、結果の出ない時でもブログに挑み続け、飯が食えるようになったわけです。
そして、僕の根拠のない自信のベースは何かといえば、まさにふかわさんの言う、本気になった経験です。
僕の場合は公務員試験がそれに当たります。
僕の大学の学部は法や経済ではなく、高校時代も私立文系であったため、公務員試験に対応するために30科目近くをほぼ0の状態から学びました。
とにかく公務員になりたかったので、文字通り本気でやりました。
結果として倍率50倍の国家公務員1種の1次試験を突破し、県庁にも2位で合格でき、大きな自信を得ました。
まさに、本気でやればなんとでもなるという自信です。
この自信が、公務員となった後の様々な仕事に取り組む際に大きく活きましたし、独立後の生活を支える基盤にもなっています。
大人になったら基本的に環境を変えるしかない
受験などの本気を出すチャンスというのは、大人になると一気に少なくなります。
(常に競争環境下に晒さられる外資系金融とかであれば別かもしれませんが、そういうところはそもそも本気を出していた人が入れるところです。)
大人になって企業に入れば、基本的に決まった日に給料が支払われます。
最初は大変かもしれませんが、仕事も少し経てば慣れますし、付き合う人も似たような人たちが多くなります。
仕事のやり方も組織の慣行に染まっていきます。
つまり環境が固定化します。
さらに30代になり、結婚・子どもが生まれ、マイホームなんて持っちゃったらもう本気を出す機会など一生やってこないでしょう。
→せいぜい与えられた仕事の中で頑張るという程度です。本気出して大きく人生を変えるなんてことはほぼ不可能になります。
別にそれで人生満足なら何ら問題はないわけですが、いずれ本気を出して人生変えたいと思っているのであれば手段は一つです。
環境を強制的に変えるしかありません。
例えば、
- 仕事を思い切ってやめる(劇薬ですが)
- 自分が叶えたいと思っている夢を叶えている人たちのグループを探して加わる(基本的にそういう人は普通の人にかかわってくれないので、セミナー代なりコンサル代なりでお金を払うことになるでしょう)
- 住む場所を変える
などなど。
仕事をやめれば生きていくために本気を出さざるを得ませんし、付き合う人を変えれば、その人たちについていくために本気が出せる可能性が高くなります。
過去本気になることができなかったけど、これから大きく人生変えたいと思っている方は、「明日から本気出す」などと言う前に、まずは環境を変えることから始めるようにしましょう。
おわりに【本気になる練習ばかりしていても仕方ない】
今回の話は、あんまり意味がなさそうだけども、本気になる練習としてやるといずれプラスになるということが軸になっています。
もし中学や高校時代から、自分にとって意味がないと思えることはやらないと決めて、他のことで本気になれているのならそれが一番いいわけですね。(その際は受験勉強なんて一切やる必要はないと思います)
また、本気になる練習を一度クリアしたにもかかわらず、その後も意味ないと思うことを本気でやり続けるのもあまり意味がないと思います。
僕の場合であれば、公務員試験で既に本気の練習をクリアしていたので、その後「これってあまり意味がないのでは?」ということに直面することが多くなった時に県庁を辞め、自分の意思で選んだ新たな人生で本気を出すことにしました。
もしいつまでも「これってあまり意味がないのでは?」と思うことをずっとやっていたら、まさに本気の練習をやり続ける人生になってしまったでしょう。
個人的には本気の練習は一度で十分だと思います。
いざという時には思い切った決断が必要です。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!