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3歳の先生に学ぶ「やりたいこと」の見つけ方。理由がないことに答えがある。

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、僕が3歳の先生(=自分の娘)を観察していて学んだ「やりたいこと」の見つけ方というテーマで書いていきます。

本記事の内容

  • 3歳の娘に学んだ「やりたいこと」の見つけ方【理由の有無が重要】
  • やりたいことを見つける具体的な流れは?【とにかく数を打つ】

僕の持論として、本当に人生にとって大切なことは凄くシンプルであり、純粋な子どもこそがそれを自然と実践していると考えています。

公務員を退職して自由の身ということもあり、比較的心理的にも余裕を持って娘を観察できているかなと思いますが、そんな僕の視点で学んだことを書いていきます。




3歳の娘に学んだ「やりたいこと」の見つけ方

好きな理由=好きだから

娘はよく「○○が楽しかった」とか「○○が好き」という話をするのですが、その際に僕はいつも「何でそれが好きなの?」と理由を聞きます。

 

すると娘は決まって「だって楽しかったんだもん」とか「だって好きなんだもん」とか、理由になっていないような返事を返してきます。

 

しかしこの一見回答になってないところにこそ真実があると思います。

 

つまり、好きだとか楽しいことに理由など存在せず、ただ好き、ただ楽しいと熱中できることこそが答え(=やりたいこと)だろうということです。

 

やりたくないことには理由をつける

先ほどの話を聞いて、

「要はまだ好きな理由が話せない(それだけの表現力がない)だけじゃないの?」

と思われる方もいるかもしれませんが、実に面白いことに、娘はやりたくないことに対しては様々な理由をつけます。

 

「なんかお腹痛くなっちゃったから」とか、「YouTube見たいから」とか、「今メルちゃん(人形)のお世話をしているから」とか、バリエーションは色々あるのですが、単に「行きたくないから」「やりたくないから」と言うことはほとんどありません。

 

やりたいことに理由はない、やりたくないことには理由が伴う

以上を踏まえると以下のようなことが言えると思います。

  • やりたいことや好きなことには、その理由が存在しない=ただただ時間を忘れて熱中し、心から楽しいと感じること
  • やりたくないことには理由が伴う=稼ぐためにやらなければならないとか、社会慣習上こうすべきであるからなど

別に教えてもいないことなのに自然と使い分けているからこそ、これは非常に本質的な話ではないかと思うわけです。

 

実際、小学生時代などを振り返っていただくと、当時熱中していたものをやっている際に特段の理由などは感じていなかったはずです。

僕はサッカーやTVゲームに夢中でしたが、ただただ楽しかったという気持ちしかなかった記憶があります。

 

一方で、退屈だった授業やら嫌いだった授業を振り返ると、何かしら明確な理由があってやりたくなかった方が多かったのではないでしょうか。

(例えば、不得意だから授業内容が分からない、方程式に意味を感じない、作品を作るのが下手だからそれを他人に見られるのが嫌だ、足が遅いから恥ずかしい思いをするのが嫌だ、先生の性格が嫌いだなど)

 

やりたいことを見つける具体的な流れは?

ここまで書いてきた通り、

理屈抜きで楽しい・好きということ、さらに言えば、時間をたつのも忘れて何時間でも取り組んでしまうことこそがやりたいこと

だと言えます。

 

では、それをどのようにして見つけるかということですが、結局は興味のあることを色々やってみるしかありません。

 

例えば、ゲームでもいいし、ブログを書くのでもいいし、YouTubeの動画を撮るのでもいいし、絵を描くのでもいいし、音楽を演奏するのでもいい、とりあえず色々試しまくって、理屈抜きで時間を忘れて楽しいと感じることができたことがあれば、単純にそれがやりたいことです。

 

つまり、サイコロを振りまくって当たりの目が出るまでやる、消去法で見つけるということです。

 

ここで難しく考えだすと見つかりません。

例えば、使命や社会貢献性が大事だと考え、何か壮大な目標を抱いた上でやりたいことを見つけようとすると、選択肢が狭められてしまいますし、最初に理由づけをしている時点で、それはやりたいことではなくすべきことに近づいてしまいます。

 

実際、社会的に大きな成功している人たちは、自分のやりたいこと優先で突き進む中で使命を見出し、結果として社会的にも立派なことをやっているケースが非常に多いです。

 

あまり難しく考えず、シンプルにやりたいことを突き詰めていけば、結果的に使命やら社会貢献性にも繋がるということです。

 

↓なお、この点は本書に詳しいです。

 

おわりに

色々やってみるとは言っても、日々の仕事がある中で時間的になかなか難しいと思われる方もいるかもしれませんが、本当に小さなことからで大丈夫です。

 

例えば、

  • お昼に惰性で食べているだけのコンビニ弁当を食べるのをやめて好きなラーメンを食べに行ってみる
  • 休日に、普段は子どもと近くの公園ばかり行っているのを、自分も乗りたい乗り物がある遊園地に遠出してみると
  • ノー残業デーに、付き合いで飲みに行くのをやめて異業種交流会に参加してみる

こういった小さなところから、自分が本当にやりたいことの輪が広がっていきます。

 

こういう話をすると、「やりたいこと、好きなことでは飯が食えない」とかいう人がいますが、完全に時代遅れ(=ネットという強烈な武器の存在について理解できていない)の考え方です。

 

今の時代、ネットを通じてファンさえ付いてくれれば、お金に結び付ける方法はいろいろあります。

 

それよりも重要なのは、継続をして高いレベル(ファンに価値を提供できるレベル)に持っていくことができるかどうか。

 

その鍵は「やりたいこと、好きなこと」にあります。

なぜなら、やりたいことや好きなことなら時間を忘れて熱中し、継続でき、すごい速さで上達するからです。

 

当たり前ですが、好きでもないことならこのスピードは圧倒的に鈍ります。

 

非常にシンプルです。

 

繰り返しになりますが、上達したものをどのようにお金に変えるかというのは、単なるノウハウの問題です。

そして、お金に変えることが実現できるのが今のネットの世の中です。(可能性に満ちた最高の時代だと思います)

 

ぜひ今回の話を参考にしていただき、少しずつ自分のやりたいことに向き合ってみてはいかがでしょうか?

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!