仕事術

元警察官YouTuberやまよしさんに紹介してもらいました。返報性の原理についても解説します。

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、先日知り合いになった元警察官(刑事)YouTuberのやまよしさんに動画を作成いただきましたので、そちらの動画を紹介します。

 

また、やまよしさんとのやり取りから学べる心理学(返報性の原理)についても書いていきます。

返報性の原理については、普段の仕事における成果アップのためにぜひ応用していただければと思います。




元警察官YouTuberやまよしさんによる紹介動画

こんな感じでブログを紹介していただきました。

めちゃくちゃ嬉しいですね。

 

やまよしさんは、なんと独学で予備校(LEC)の全国模試トップを取った実力の持ち主で、警察官合格後も刑事畑を長く経験されている実務面でも超優秀な方です。

 

頻繁にライブもやられていますので、警察官を目指す方はチャンネル登録をしておいて、色々と質問をしてみると非常に参考になると思います。

 

今回のやり取りから考える「返報性の原理」

これだけでは、「動画で紹介された、やったぜ」ということで終わってしまいますので、仕事にも活かせるネタということで、今回のやり取りの裏側に潜んでいる「返報性の原理」を解説します。

 

これはやまよしさんもご承知のことなので敢えて書きますが、今回我々はお互いを記事にし合う(お互いに与え合う)という心理学上でいう「返報性の原理」に基づくやり取りをしています。

返報性の原理

人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。

wikipediaより引用

wikipediaでは「お返しをしなければならない」という若干ネガティブとも取れる表現になっていますが、今回のやり取りについては、お互い記事にされたことや動画にされたことが嬉しく、自然と相手にまた何かを与えようという気持ちが湧き上がってくるという、非常にポジティブなやり取りとなっています。

 

この返報性の原理については、ビジネスの世界ではギブアンドギブと言われたりします。

いわゆる成功者といった人たちはこの原則に則って仕事をしているケースが多いです。(ほとんどと言ってもいいかもしれません)

 

仕事の中で返報性の原理を応用するには?

まずは自ら与えまくれ

仕事ができるようになりたければ(周りから評価されたければ)、この返報性の原理に沿って仕事をするというのが一つの近道です。

 

例えば、自ら会議の内容の取りまとめ役を買って出るとか、コピーを率先して取りに行くとか、内容は何でもいいのですが、とにかく与えることを意識するということです。

 

そうすると返報性の原理が働く

これによって、受け取った側の人たちは何かを返そうとする原理、すなわち返報性の原理が働きます。

それは何か困った時に仕事を手伝ってくれるという形かもしれませんし、人事上の評価をしてもらえるという形かもしれません。

 

どちらにしても、何か大きなプラスとなってあなたのところに返ってくるのは間違いありません。




本来の目的を見失わないこと

この返報性の原理は非常に強烈ですが、だからこそ「与えることで何かを返してもらいたい」というのが目的化してしまうと非常にまずいです。

 

例えば、「試食」というのはまさに返報性の原理に基づくシステムですが、試食をさせて粗悪な品を売るというのでは、仮に短期で売ることができたとしても、リピーターは二度と現れないでしょう。

 

あくまで、価値のあるものを提供するというのが本質であり、そのための手段として返報性の原理が活用されるべきだということです。

 

なお、「そのようなテクニックはどうも肌に合わない。良いものを作れば売れるはずだ」という考えを持つ方もいるかもしれません。

 

しかし残念ながら、「良いものを作れば売れる」というのは幻想です。

これは、日本に多い職人型経営者(⇄商人型経営者)が陥りがちな罠の一つでもあるのですが、売る努力をしなければ何も始まりません。

そのため、以下のような流れを取るのであれば、売るための努力として「返報性の原理」は積極的に用いられてしかるべきだと言えるでしょう。

  1. 作った良い商品を効果的に販売するために、試食や試供品、無料体験といった返報性の原理を用いる
  2. その品が本当に良いものであれば、お客様にプラスの価値を与えることができる
  3. 結果的に商品をリピートしてもらうことができる

 

仕事でどう用いるか

仕事をする上では、自ら与えるという役割を担うことで組織に対して貢献をするとか、組織の成果に繋げるとか、お客様に喜んでもらうとか、そういったことが大きな目的であるということになります。

 

「結果的に」何らかのフィードバックがある可能性も高いですが、そこのみを主眼に置いてしまっては、「嫌らしい人間」であるというレッテルを貼られることになります。

 

このように、「価値の提供」という本質をしっかり抑えておかないと、長期的視点で見れば必ず失敗するという点はしっかり理解しておきましょう。

 

おわりに

今回のやまよしさんとのやり取りは非常に心地良いものですし、結果としてお互いにとってプラスとなるものです。(ブログと動画というお互いの要素の補完、お互いの読者・チャンネル登録者の交流など)

 

本来、返報性の原理については、このようにして使われるものであり、本文中でも述べた通り、フィードバック自体が目的化してしまうと、どんどん本質からズレていきます。

 

結局のところ、どんな物事も本質はシンプルです。

今回の話で言えば、相手に価値を与えることこそが本質です。

 

そこを追求した上でこうしたテクニックを学ぶことで、まさにWin-Winの関係性の中でさらに成長していくことができます。

 

正当に用いれば素晴らしい手法ですので、ぜひ普段の仕事の中で実践していただければと思います。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>やまよしさんのYouTubeチャンネルに興味がある方はこちら