書評

はらぺこあおむしの内容はめちゃくちゃ深い!人生の全てがわかる?

こんにちは、元公務員のシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

皆さん「はらぺこあおむし」をご存知ですか?

おそらく絵を見ると、見たことある!と言う方がほとんどではないでしょうか。

 

今回は、娘とYoutubeで「はらぺこあおむし」の歌を一緒に聞いていたところ、その内容がシンプルだけどとにかく深い!ということで「はらぺこあおむし」から学べる成功哲学というテーマで書いていきます。




はらぺこあおむしの内容を簡単に紹介

全世界でなんと累計3000万部以上のベストセラー絵本

アメリカの絵本作家エリック・カールが1969年に出版した絵本です。

 

全世界で累計3000万部を突破しているようです。

3000万って凄まじいですよね。

 

僕ももちろん読んだ記憶がありますし、現在の子どもたちにも読まれている超ロングセラーです。

保育園や幼稚園にはほぼ必ずありますね。

 

そして、なんでもそうですが、長く続いているものには必ず良さがあります。

 

お話の内容を簡単に紹介

お話の内容はこちらの5分程度の動画見ればすぐに分かります(なんと総再生回数約3000万回!)

 

文字で解説するとこんな感じです。

 

まず、日曜日にあおむしが卵から生まれたところから物語は始まります。

お腹がペコペコなあおむしはすぐに食べ物を探し求めます。

 

そして月曜日にリンゴを1つ見つけて食べます。

それでもお腹はペコペコのまま。

 

その後、火曜日はナシを2つ、水曜日はすももを3つ・・・といった具合に食べ続けるものの、いつまで経ってもあおむしのお腹はペコペコ。

 

そして運命の土曜日。

あおむしの食欲が炸裂し、ケーキ・パイ・キャンディ・チーズなどものすごい種類の食べ物を一気にむさぼり尽くします。

 

その結果、、、

あおむしは腹痛で苦しむことになります(笑)

 

これに懲りたあおむしは、その後は葉っぱのみを食べることにし、どんどん大きく成長し、さなぎを経て蝶になります

めでたし、めでたし。

 

というのが全体の内容です。




はらぺこあおむしに学べる2つの成功哲学

【その1】決断と集中の重要性

僕がメンター(気になる方はこちらをどうぞ。月収ベースで数千万円稼がれている方です)に学んだ非常に重要な成功哲学の一つに、「決断と集中」というものがあります。

 

決断とは他を捨てて一つに決めること。

集中とは決めた一つのみに徹底して取り組むこと。

一つに徹底して取り組む中で、繰り返しによる習慣化が図られ上達していきます。

 

学生時代に、参考書をたくさん持っているのに全く成績の上がらない友人っていませんでしたか?

まさにあれは決断せず分散している好例ですね。絶対にうまくいきません。

 

僕の実体験としても、公務員試験時には予備校から貰った問題集のみを徹底して繰り返したことで県庁に2位で合格し、このブログについても、テーマを絞って書き続けたことで安定して50万PVを超えるメディアに育っています。

 

はらぺこあおむしのお話からもまさにこの点が学べます。

 

つまり、

様々な食べ物を食べて(分散)うまくいかず、そのあとは葉っぱのみに絞り(決断と集中)、それのみを食べ続けたことで(繰り返し)、最終的に蝶になった(成果)

というわけです。

 

シンプルですが、まさに本質が描かれています。

 

【その2】情報を絞って、本物のみを取り入れるべし

あおむしは、本当に大切なもの(=緑の葉っぱ)をとり続けたことで、最後は蝶になることができました。

 

このことは、

「質の低いもの、もしくはその人に合っていないもの(あおむしであれば色々な食べ物)をとることを避け、逆に本物をとり続けて行けば大きく成長出来る」

ということを示していると言えるでしょう。

 

結局、人の考え方や行動は過去の経験に基づいて決定されます。

つまり、過去に取り入れた情報(言葉)なり食事なりが考え方や行動に大きな影響を及ぼしています。

→そして、考え方や行動が結果を作りますから、当然結果も過去の何か(情報、人間関係、食べ物など)に影響されているということです。

 

人は、自分で行動をコントロールできると勘違いしがちですが、無意識下で脳に入れた言葉、情報、食べ物などに支配されているという事実に気づけないと、少なくとも「人生を変える」とか「今より大きな成功をする」といったことは絶対にできません。

 

今の時代、まさに無限とも言える情報に触れることができますが、何も考えずに量ばかりを取り入れていてはうまくいきません。

(空き時間にすぐスマホを開いて無造作に情報収集することは、脳にとっても非常に大きな危険性をはらんでいます)

 

また、人の悪口やら批判やらを繰り返す人たちに囲まれていたり、自分がそういう言葉を発したりすることも非常に危険です。(これらも当然脳に蓄積されます)

 

結局は、量より質です。

 

少ない良質の情報や言葉、人間関係に囲まれた上で、何よりも自分自身としっかり向き合う(瞑想など)ことが大切です。

 

自分にとって本当に大切なものは何かを見極め(あおむしはそれが葉っぱでしたが、全ての人にとって大切なものは異なります)、そこに従って貴重な時間を使っていくこそがまさに自分らしい人生です。

 

また、そこを見極めた人は大きく成長することができますから(自分にとって本当に大切なものを熱心に取り組めば、当然ながら圧倒的な結果につながります)、人生における輝きも得ることができるでしょう。

 

おわりに

はらぺこあおむしは本当にシンプルなお話です。

しかし、往々にしてシンプルなものほど本質をあらわしていて役にたつものが多いです。

→逆に言えば、複雑で分かりづらいにもかかわらず、人生において本当に役に立つというものはまずありません。

 

このように、人生の本質的な部分に触れているところも本書が売れ「続ける」一つの要因ではないかと思います。

 

とは言え、ぶっちゃけ作者じゃないのでその本当に意図するところは不明なのですが(笑)、物事は全て解釈次第です。(有名な哲学者であるニーチェは、事実は存在せず、存在するのは解釈だけと言っています)

 

せっかくならいい方向に解釈して自分の人生に活かしたほうがお得ですよね。

 

もし子育て中の方で、小さいお子さんを持っている方であれば、ぜひそんな視点から本書を読んでみると面白いかなと思います。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!