こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は我が家の話ということで、注文住宅における間取りをテーマに書いていきます。
本記事の内容
- 間取りのポイントはこれに尽きる
- 間取り図を見ながら頭の中で実際の生活をイメージしよう
なお、こんな感じでSUUMOの雑誌に載ったりしてます(笑)
住宅を建てたい方への相談や我が家の内覧会についても、過去5件のご家庭に対応した経験があり、結構ベテランです。
その際にお話ししていることも踏まえて書いていきます。
2年住んで間取りで後悔したことはゼロ
まず我が家のスペックですが、2年前に工務店さんで注文住宅(FPの家)を建てて住んでいます。
建坪は約36坪(1階21坪+2階15坪、別途ロフト7坪あり)です。
2年住んで、間取りにおいて後悔したことは一切ありませんし、手前味噌になってしまいますが、本当に今の間取りにして良かったと感じることばかりですので、そういった間取りづくりのためのコツを書いていきたいと思います。
間取りのポイントはこれに尽きる!
生活動線を徹底してイメージすべし
間取りで成功するためのポイントはと言うと、、、
「生活動線を徹底してイメージすること」
これに尽きます。
中でも特に重要なのは、
- 衣服関係の動線(洗濯→干す→取り込む→服を畳むの流れ)
- コンセントの位置(特に掃除機をかける時)
です。
特に1点目は超重要です。
衣服関連の動線は超重要
家事の中で最も生活動線が長くなるのが衣服に関する作業です。
単純な時間だけで見れば料理や掃除のほうがかかるかもしれませんが、料理は基本的にキッチンで完結しますし、掃除ならお掃除ロボットに任せるか、もしくは日時を決めて掃除機で一気に掃除をするという流れで済みます。
しかし衣服の場合、「洗濯→干す→取り込む→服を畳む」と作業が複合的になるため非常に面倒です。
そのため、ここをいかに短縮できるか、ラクができるかというのは、快適に住む上ではめちゃくちゃ重要になってきます。
水回りはまとめよう
僕の家の水回り付近の部屋の構造については以下のようになっています。(それぞれのセルが各部屋を表しています)
風呂 | 脱衣所(洗濯機) | 洗面所、物干しスペース、下着置き場、アイロンスペース | |
クローゼット(姿見あり) 両サイドにハンガーをかけるポールあり |
廊下(リビングへ続く) | リビングの壁 |
色を塗ったスペースで、衣類関係の作業(洗って、干して、取り込んで、しまう)は全て完了します。
具体的な家事の流れは以下です。
- 風呂の隣(脱衣所)の洗濯機で洗濯する。
- 洗った衣服はそのまま隣の洗面所で干す。(これは独自の換気システムを持つFPの家ならではだと思いますので、あまり汎用性がないかもしれません)
- 衣服が乾いたら、下着は洗面所の棚に収納、アイロンをかけるものは洗面所に設置したバタフライ型のアイロン台(作り付けのもの)で処理。
- それ以外の洋服は、そのままクローゼットに持っていく。
クローゼットには両サイドにハンガーをかけられるポールがついているため、畳まず全てハンガーに衣服をかけて収納する。(僕と妻と娘の服は全てここに収納されています) - クローゼットには姿見もあるので、外出時はそこで着替えが完成。
1〜5の作業をする部屋は全て隣り合っていますから、ほとんど動く必要がありません。
この間取りによって、大きな時間と手間の節約に成功しており、我が家の中で最もウリとなるポイントです。
ちなみに、我が家はFPの家のメリットとして洗面台にそのまま衣服を干していますが、ベランダに干す場合であれば、ベランダがある部屋に我が家のような一元的に収納できるクローゼットを配置するのがオススメです。
(畳まないで済むよう、クローゼットを広めに取り、ハンガーをかけるポールを設置すると非常にラクです)
間取り図を見ながら、頭の中で実際の生活をイメージしよう
上で例としてあげた水回りの間取りや、クローゼットにポールや姿見を取り付ける、洗濯物を干す洗面所にバタフライ型のアイロン台を取り付けるといったものは全て当方の要望に基づくものです。
(もちろん最初に工務店さんからの案はありますが、最終的にはそれと大きく作りが異なっています)
こうしたアイデアは、工務店や住宅メーカーが提案した間取り図を見ながら何度も何度も日々の家事や活動の流れをイメージすることで出てきます。
うちの場合、子どもがまだ赤ちゃんだったので、妻と二人でその作業を繰り返しました。
- 洗濯物を干す場所と取り込む場所は近いほうがいいよね。
- 取り込んだから全部ハンガーに吊るせれば楽じゃない?
- アイロン台も干すところにあれば便利だから作ってもらおう!
みたいな感じです。
先ほどコンセントの位置も重要だと書きましたが、これも間取りを見ながら、
- ここでスマホ充電したいよなとか、
- ここにコンセントないと掃除の時不便かな、
みたいな議論をする中でコンセントを追加してもらったりしました。
特に最初の頃は、間取り図を見ても、まるで図形を見ているようで非常にとっつきにくいのですが、何度も繰り返し見ているうちにイメージができるようになってきます。
また、一人だけで考えると漏れがあるので、お互いに意見を出し合うようにしましょう(子どもが大きいなら子どもの意見も聞く)。
→我が家の場合、間取り図が来るたびに、時間を設けて二人で数時間議論し、間取り図の修正依頼を出すという流れでやっていました。
ここは納得いくまで時間をかけるべき点です。
この点をおろそかにすると、いざ住んだ際に間違いなく不備が出て後悔することになりますので、抜かりなくおこなうようにしましょう。
装飾なども重要だが・・・
もちろん壁紙をどうするとか、ライトをどうするとか、そういったことも家づくりの大きな醍醐味ではあります。
ただし、生活動線をイメージした家づくりをすることのほうが優先順位としては何倍も(何十倍も)重要です。
(極端なことを言うと、どんなに壁紙やらランプの形やらにこだわったとしてもすぐ慣れて気にならなくなります。しかし動線がしっかりしていないと必ず生活時に不便を感じることになりますし、不便さに慣れたとしても、その不便さによる時間のロスは多大なるものがあります)
やけに一つ一つの備品やらその素材にこだわっていながら、動線は適当に考えているような家づくりはまず間違いなく失敗します。
家は何のためにあるのかといえば、生活するためです。
そのために何を優先すべきかというのを見失わないようにしましょう。
おわりに
- 間取りのポイントは生活動線。
- 生活動線を楽にするために、水回りをまとめるのは非常にオススメ。
- 洗濯機をかける際のことも考えて、コンセントの位置も非常に重要。
- また、間取り図を何度も見ながら生活動線をイメージすることで良いアイデアが生まれる。
以上です。
生活動線はイメージしてもしすぎることはありません。
一度きりの家づくりになる方が多いでしょうから、ぜひ今回の話も参考にしながら、最高の家づくりを実現してみてください。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
>>太陽光の設置を検討している方は、以下でその効果を算出していますのでご覧ください。