こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、公務員試験の面接で落ちる人をテーマに取り上げます。
僕が受けた地方上級もそうですが、地方公務員は基本的に面接の配点が高いです。
つまり、筆記がいくら高くても落ちるリスクがあります。
ここでは、面接で落ちる可能性が高い人とはどういう人なのかという点と、その対応策を書いていきますので、よろしければご覧ください。
下位20%に入ったらおしまい
2:6:2の法則
ビジネスで良く言われる「2:6:2の法則」というのがあります。
簡単に言えば、2割が優秀な人で、6割は普通の人、2割はダメな人ということです。
イタリアの経済学者パレートが考えたパレートの法則(2割の顧客が8割の売上を生み出す、成果の8割は費やした時間全体の2割から生み出されているなどなど)の派生系です。
本当に凄い人とダメな人は面接官にきっちり記憶される
2:6:2の法則は面接にも概ね当てはまります。
つまり、優秀な人とダメな人はしっかり記憶されて、優秀な人(上の2割)は文句無しに合格、ダメな人は文句無しに不合格(下の2割)になるわけです。
ダメなところに入ったら得点が高くてもおしまい
基本的に、地方公務員試験における面接の配点は、筆記に比べてかなり高く設定されています。
つまり、筆記がいくら高くても、面接が論外なら落とされるということです。
(受験者は得点開示請求が出来るので、そのための布石でもあるのでしょう)
本来であれば、優秀な人2割を目指しましょうという話になりますが、今回は、絶対に落ちる2割とはどんな人なのかについて以下で触れていきたいと思います。
こんな人は落ちる
それでは、得点が高くても落ちてしまう下位2割はどんな人なのかを書いていきます。
マナーがなってない人
まずは見た目です。
人は見た目が9割(以上)ですからね。
スーツやシャツがヨレヨレ、ネクタイが緩い、髪の毛がボサボサ。
話にならないです。
次にマナーです。
ノックをして呼ばれたら入る、しっかり挨拶をする、礼をする。
言葉遣いがきちんとしている(マジ〜だったんですよとか、そうっすねーみたいな軽い口調は慎む)。
まぁ、全部当たり前ですよね。
当たり前だから、これが出来ないとヤバイです。
コミュニケーション力が著しく低い人
目を合わせない、ボソボソ話す、質問に対し完全にズレた回答を繰り返している、一人でしゃべり続けている。
こういったのも非常にまずいです。
質問に対し若干ズレるというのは緊張感からあり得ますので、ある程度は許容範囲でしょうが、目を合わせないとか、ボソボソ話すのは最悪(まず間違いなく落とされるでしょう)ですね。
一人でしゃべり続けるというのは面接対策をしっかりやって、回答を練りこめば練り込むほど陥る罠でもあります。
面接とは、あくまで試験官とコミュニケーションをする場であるということを押さえましょう。
面接官からして一緒に働きたくない人
結局面接ってここなんですよ。
一緒に働きたいかどうか。
大したこと言ってなくても、凄く明るいとか、こいつと飲みに行きたいなあと思わせたりすれば勝ちだったりします。
そういう意味でも、上で書いたような目を合わせないとかボソボソ話すとかはやはり大きなマイナスですし、逆に、やけに偉そうな態度を取っている、自慢話が多い、自治体への批判が多いというケースも非常に危険です。
(でもこういう人、もちろんいっぱい公務員の中にはいますよ(笑)ただ、それを面接で見せるのはまずいですよね)
自分を見つめよう
高校・大学時のコミュニケーション能力はどうだったか?
少し厳しいですが、高校・大学に全然友人がいなかった、もしくは非常に少なかったというのであれば、コミュニケーションに難がある可能性は高いです。
いやいや周りがバカすぎるから付き合っていなかったんだよ・・・という人であれば、やはりそれはコミュニケーション能力に難があります。
→多分公務員には向かないです
高校時代に著しくコミュニケーション能力に欠けていた人が落ちていた
僕が受けた時に、高校時代の同級生で、(非常に失礼な話ですが)コミュニケーション能力が低く友達がほとんどいなかった人が2次試験の会場にいました。
僕はもう一人の高校の友人と一緒に来ていたので、これまた失礼な話ですが、「試験でどれだけ点数取れたか分からないけど、絶対落ちるだろうな」とその友人と話をしていたら、やはり彼は落ちていました。
大学時に大きく変わっていたかもしれませんし、偏見に基づく話なのですが・・・。
現状認識をした上で、理想像を思い浮かべ、そのギャップを埋める努力をせよ
ただ、厳しいですが、現実はこういうことなんです。
コミュニケーション能力が低い状態のまま、筆記で高得点だけ取って突撃したところでそれは無謀です。
だからこそ、まずは自分の現状をいさぎよく認識することが大切です。
認識したら理想像を設定し、差を埋めるためにすべきことをすればいいだけです。
はっきり言えば過去なんてどうでも良くて、それを埋める努力をした人間だけが成長出来ます。
(なので、上で取り上げた同級生も、実はかなり面接対策の努力をしていて、その結果落ちたというのであれば、それは素晴らしいことだと思います)
自分はかなりコミュニケーション能力が低いよなぁ・・・と思うのであれば、理想像として面接時に自分が流暢に話をしている姿をイメージし、そのための対策をすればいいわけです。
例えば、毎日予備校で模擬面接を受けたり、大学の就職相談コーナーに行って相談したり、それこそ話し方教室にでも通うなり、対策は色々と打てるはずです。
結果はもちろん分かりませんが、それは間違いなく無駄ではないですし、やっぱりダメだと思ったら、普通の仕事は向いていないということが分かったのだからむしろラッキー、俺はブロガーにでもなるとか、プログラマーにでもなるかとか単に選択を切り替えればいいだけの話です。
→向いていないことをやっても苦しいだけですから。
まとめ
マナーはある程度すぐにどうにでもなる話ですが、コミュニケーション能力は一朝一夕で対応出来る話ではありません。
しかし、著しくコミュニケーション能力が低いのだとしたら、それは筆記が高くてもかなり合格するのは厳しいです。
「現実を見つめ、理想像を描き、そのために(人以上に)対策をする」
受かりたければこれをやるしかないです。
以上です。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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