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引き寄せの法則は嘘?願うだけで叶うはずはなく、語源からその本質的なやり方を探る。

こんにちは、元公務員のシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、「引き寄せの法則」をテーマに書いてみたいと思います。

 

引き寄せの法則という言葉は結構有名なので聞いたことがあるという方も多いと思いますが、一方でその名称からしてうさん臭いと思われている方もかなりいらっしゃるのではないかと思います。(実際うさん臭いビジネスに使われているのも事実です)

 

今回は、引き寄せの法則の語源などに触れながら、その本質的なやり方を紐解いていきます。

 

当たり前ですが、ただ願っているだけで願望を引き寄せることなどできません。




引き寄せの法則≠願っていれば自分の望むものが引き寄せられる

「引き寄せの法則」については、宇宙に向けて強く願えば自分の望むものが何でも引き寄せられる!みたいな文脈で語られることも多く、うさん臭さ満点、人によってはかなり強い拒否反応を抱くケースも多いと思います。

 

実際、この物理世界において、ただ強く願っただけで望んだものが引き寄せられるなどということはありません。

 

100万円を欲しい欲しいと宇宙に対して願っていたら、いきなり100万円が手元に降ってくるなどということは絶対にあり得ません。

 

しかし、引き寄せの法則というものが実際に働いているのは事実です。

その点について以下で詳しく解説していきます。

 

引き寄せの法則の語源を探ると、その本質は「行動」にある

引き寄せの法則は英語で

Law of Attractionと表記されます。

 

Attractionという単語は

AttrとActionに分割できます。

 

このAttrというのはラテン語で「十分な」といった意味合いになります。

Actionはもちろん「行動」です。

 

つまり、語源を探っていくと、「十分な行動」というものが見えてきます。

 

成功者は皆口を揃えて、「やってから考えろ(勉強してからやりますというのはダメ)」と言いますが、まさにその通りで、行動することが肝になってきます。

 

宝くじを当てたいと願ったなら宝くじを買う

→当てたい当てたいと願いながら、どこで買えば当たる可能性が高いのかを勉強し続けても何も起こりません

 

ブログで多くのアクセスを集めたいと思ったら徹底して書く

→ブログで多くのアクセスを集めたいと願いながら、文章の書き方をどれだけ勉強してもアクセスは一切集まりません

 

異性に出会いたいと思ったら異性のいる場所に行く

→素敵な異性に出会いたいと願いながら、モテる方法をネットで調べていても一生出会えません

 

夢を強く願うというのは確かに重要なことです。

目的地が無ければ目的地には絶対に辿りつくことは出来ません。

 

しかし、強く願う目的地に向かって行動をするからこそ、願いを達成するための情報や人が引き寄せられるというのがまさにLaw of Attraction、本当の引き寄せの法則だということです。

何も行動せずただ念じているだけで願いが叶うはずはありません。




行動すると自分の願望達成に必要な情報を「認識」できるようになる

それでは、なぜ行動をすると、引き寄せの法則、つまり、願ったものが自分のところに引き寄せられるといった現象が起こるのでしょうか。

 

これも、全然うさん臭い話ではありません。

要は、強く願って(脳の潜在意識に刻みつけて)行動をすることで、脳がその願望達成に必要な情報を「認識」するようになるということです。

 

脳の情報検知能力というのは異常なまでに優れています。

 

例えば、僕と妻の共通の引き寄せ的な経験を挙げてみると、

  • 土地を買おうと思って行動し出すことで、そこら中で土地の情報を認識できるようになった
  • 子どもができてから街を歩くようになると、そこら中で子ども連れの家族の姿を認識できるようになった

というものがあります。

 

当たり前ですが、土地を探し出したから売りに出された土地が増えたわけでもなければ、子どもが欲しいと思ったから日本に子どもが増え始めたわけでもありません。

 

脳がその情報を優先して「認識」するようになったということです。

 

ここでぜひ試してほしいのですが、

「あなたの部屋にある黄色いものを3つ挙げてみてください」

と言われて、すぐに3つ挙げられるでしょうか?

なかなか難しいと思います。

 

しかし、一旦目を閉じて、黄色いもの黄色いものと念じて目を開けると予想以上に黄色いものが認識できて驚くはずです。

 

それだけ、脳は注意を向けたものに対する尋常でない感知能力を持っているということです。

 

一旦ここまでをまとめると、願望を頭に強くインプット(①)して目的地を明確化し(達成したい夢の写真を毎日観るとか、手書きで夢を毎日10個書くといった手法がここで効果を発揮します)、願望に向かって行動を重ね(②)ていれば、必ずその願望を達成するために必要な情報やら人やらを認識するこができ、最終的には願ったことが叶っていくということです。

 

ただ強く願っているだけではダメで、しっかり行動をすることがカギになるということですね。




引き寄せの法則は今現在しっかりと実現している

仮に、いくら願っても何も叶わないんだと嘆いているという方がいたとしたら、実際にはまさに望み通りの現実を引き寄せているということを押さえておく必要があります。

 

つまり、夢を叶えるための行動が面倒臭い、ラクをしたいという欲求が、夢を叶えるために行動をするという欲求よりも強いから行動せず何も実現していないわけです

振り返ってみると、ラクをしたいという優先度の高い欲求(おそらくその間にゴロゴロしたり、テレビを見たり、好きな漫画を読んだり出来ているはずです)がしっかりと叶っていることが分かるはずです。

 

欲求を同時に二つ叶えることは出来ず、最も強く望んでいることが実際に現実として実現している(引き寄せている)ということは押さえておく必要があります。

 

その事実を認識した上で、その現実が嫌なのであれば、何らかの行動を起こして変えていくしかありません。

 

まとめ

  • 引き寄せの法則というのは、強く願っていればその願望が叶うというものではない
  • 強く願った上で(=そのために、達成したい夢の写真を毎朝見る、夢を毎日ノートに書くといったことで脳の潜在意識に刻みつけるといった手法がある)、そのための行動を重ねていくことにより、夢を実現するために必要な情報や人を脳が認識し、成功に辿り着くことができるというのがその本質

要は、全然うさん臭くはないというか、むしろ脳科学的に考えれば実に当然の話だということになります。

 

しかし、その本質を理解して実践できれば、漠然と努力をしている人に比べて圧倒的に大きな成果を得ることができます。

 

願望が曖昧なままで、毎日ビジネス本やら自己啓発書を読んだりして将来を変えたいと色々勉強をしているといった人はまず何も変えることは出来ませんが、引き寄せの法則の本質を理解した上で強い願望を持って行動を続けている人は、いずれ必ずその願望を実現できるという巨大な差が生まれるということです。

 

仕事、家庭、お金など、何かしらで大きな願望を達成したいと思っている人であれば、この法則を利用しない手はないです。

 

実践する場合、最初に必要なのは願望の明確化です。

将来的にどんな人生を過ごしたいのかというのを、休日などにしっかりと一人の時間を確保して文章にまとめたり、パワポにネットから拾った理想の写真などを貼り付けるなどして、明確なものを作っていく必要があります。

 

その上で、日々その願望を繰り返し見て頭に刻み込みながら、行動を積み重ねていくことで願望達成に近づいていきます。

 

今回の記事を読んで実際に試してみたいと考えたのであれば、まずは願望の明確化から始めてみましょう。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>夢や願望達成に興味があれば、実際の成功者から学んだ知恵に関する以下の記事もぜひご覧ください。

POSTED COMMENT

  1. りまら より:

    はじめまして、
    楽をしたい欲求のほうが強くて、それが叶ってる!というのがなるほど〜と思いました。

    この引き寄せ関連に常々疑問に思っている事があって、見解を聞かせてもらえたらなと思ってメールしました。

    頭の柔らかい自分を万能だと思い込んでる子どもって、引き寄せ法則に則り、何でも出来るし何でも手に入ると思ってると思うんです。
    空も飛べるし、魔法も使えるって。
    それは叶わないし、欲しいおもちゃですら手に入らない事も多いのはなぜですか?

    • シュン より:

      文中にも書きましたが、引き寄せの法則は人間の脳の力によって、叶えたいと強く願っているものの情報をキャッチしているに過ぎないという見解です。(→しかし、脳の力は非常に高性能なのでその効果は大きい=本当に叶えたいと願っていることに関する情報を必ず引き寄せる)

      つまり、空を飛べるとか魔法も使えるとか欲しいおもちゃが降ってくるというのは物理法則に反しているので当然得られることはありません。(もし、単に願っていれば望むことが何でも叶うと言っている方がいれば、単なる詐欺師でしかないでしょう)